岩手セラピストラボへようこそ!

「岩手セラピストラボ」は、「リハビリで違いを出す」ということを学んでいく研究会です。


私自身、大学病院に13年間勤務し、主に急性期の整形外科疾患,脳血管疾患,外科術後,循環器疾患,呼吸器疾患などに携わってきました。
現在は開業の医院へ移り、介護保険の通所リハビリ、医療保険の外来リハビリに携わっています。

今の職場に移って、一番強く感じることが、「一般の患者さんが適切なリハビリテーションを受けられていない」ということです。
今まで、急性期の職場では、手術や高度な治療をするために来られる患者さんが多く、ある程度の知識・覚悟をもってきている方が多いと思います。
しかし、現在の私が見る患者さんたちは、自分の状態が適切なリハビリテーションを行えば改善するということを知りません。
また、リハビリテーションというのが、マッサージと同じようなものだと思い、「やっても良くならないもの」と思って、実際にリハビリテーションを受けても良くならなかったと感じた方も大変多いです。

そう思われているのは、患者さんたちが「リハビリテーションというものを知らない」ということも原因でしょうし、加えて「私たちセラピストが適切なリハビリテーションを提供できていない」ということもあると思います。

私は、皆さんに、「適切なリハビリテーションを行えば、年齢に関わらず、状態が改善できる」と皆さんに言いたいと思います。
実際に、色々な病院で手術しかないとか、直らないと言われたものでも、状態が改善することが多いです。

当研究会では、「違いを出せるセラピスト」を育てるために、他研究会では触れない分野に敢えて触れ、セラピストを育てることを目指したいと思います。

 

研究会代表  本田 貴博